リノベーションとリフォームって何が違うの??

何が違うの?

リフォームは昔から聞いていたが、リノベーションは最近耳にするようになってきたな~

言葉は知っていても、リノベーションに対するイメージはさまざまあるようです。「リノベーションは、リフォームのオシャレ版」と思っている人もいれば、「リノベーションはリフォームの大規模版」と思っている人もいます。また、「リノベーションはリフォームの簡易版」だという人もいます。

みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?
リノベーションやリフォームをご検討中の方からも「リノベーションとリフォームって、なにがどう違うの?」というご質問をよくいただきます。

どちらも古くなった住まいに手を加えることを指しますが、この二つの違いはどこにあるのでしょうか。
今回は、「リノベーションとリフォームの違い」にフォーカスしてご説明致します。

リフォームを検討している人も必見の内容です。


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1.リノベーションとは?「つくり変える」

作り変える

リノベーションとは、間取りから内装・配管などすべてをゼロから考え直し、これから住む人たちの暮らしに合わせてつくり替えることで機能を刷新し、新しい価値を生み出す改修のことです。

例えば、仕切り壁を取り払い光と風が通る広々としたリビングをつくる、古い3DKの壁を取り除き最近はやりの2LDKの間取りや機能に刷新する、等が挙げられます。
マンションの間取りは、販売しやすいようにその時の流行りを反映した代り映えのない間取りがほとんどです。個室が細かく区切られ、これから住む人のライフスタイルに合わない部分が多くあります。住む人によって「心地いい間取りやデザイン」は異なります。住む人の暮らしにあわせて刷新するのがリノベーションです。
例えば、築30年の中古マンションの一室をリノベーションする場合。ファミリー向けの3DKの間取りをひとり暮らしに適した1LDKにし、すべてダウンライト照明を取り付け、天井にスピーカーを埋め込む、など自由で大幅な改修も行われます。
既存の内装をどのように改修するかではなく、住む人の暮らしやすさに合わせて間取りや機能を刷新し、価値を向上するのがリノベーションです。
中古マンションの室内をすべて解体してリノベーションする場合、配線や配管のインフラ部分を刷新し、欲しかった場所にコンセントをもってくる等、住宅の住安やに寄与しています。おしゃれな見た目の裏にある大切な要素です。
※内装を一度すべて解体した状態を「スケルトン」「フルスケルトン」といいます。
スケルトンにしてからリノベーションを行うことは「フルリノベーション」「スケルトンリノベーション」と呼ばれることもあります。
時代と共に、家族構成もライフスタイルも変化しています。
中古住宅は、その建物が新築された当時の暮らしに最適化された間取りや内装になっています。それをどう変更するかという発想で考えるのではなく、現在の暮らし、住む人のライフスタイルに合わせる家づくりをするのがリノベーションです。